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インドアヲタクの日々です。主に4コママンガなどの感想などをつらつらと書き連ねていきたいと思います。

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第16回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 受賞者相田裕先生プレゼンテーションに行って来ました。

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御存知の通り相田裕先生の「GUNSLINGER GIRL」が
第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しました。

ガンスリ15巻サイン会-4

受賞者である相田裕先生のプレゼンテーションが本日東京ミッドタウンで開催されたので行って来ました。

『GUNSLINGER GIRLが提起したこと』

マンガ部門 受賞者プレゼンテーション

モデレーターに伊藤剛氏を迎えてのプレゼンです。

今回のプレゼンの2本の柱は
「表現の変遷」「イタリアへの取材」

最初に受賞については
「貰えるとは思っていなかったので嬉しい。ガンスリは尖ったアングラなところをメジャーなマンガへと上げるためにやっていた」

以下長くなるので畳みます。

デビュー当時はイラストレーターだったのでマンガはいずれ描けたらいいと思っていた。

ガンスリ連載当初は2,3巻で終わる事を想定していたので1話完結の話が続いた。だがコミック発売後に手応えを感じたので、世界の広い話を描きたい欲求が湧き上がりピノッキオ編に繋がる。

ピノッキオ、フランカ、フランコは相田先生も思いれが強いキャラとのこと。
このピノッキオ編で義体少女達との価値観の違いを描いた。

悲劇を悲劇らしく描くのがガンスリのコンセプトだが5巻までの展開を続けると悲しいことしか描けない。
その手詰まり感を払しょくするためにペトルーシュカを投入。
ペトルーシュカを描くにあたって少女漫画、バレエマンガを研究。キャラの内面描写を描くことに変化していき、
モノローグも6巻以降になると積極的に使っていくようになる。
モノローグのきっかけはピノッキオ。

実際に読者から6巻以降読みやすくなったとの話を聞くようになった。
5巻までのクールさ、熱量の低い作風。カメラを通して客観的に描いた作風が良かったよいう読者もやはりいる。

自分もガンスリというとまず5巻までの作風を思い浮かべますね。

表現法では吹き出しの形の解説も。
連載初期は吹き出しのしっぽ(誰がしゃべっているかを示す部分)が小さく、連載が進むに連れてだんだん大きくなる。
また吹き出しがコマの上にかかっているのがだんだんコマの中に収まるようになっていく。

相田先生が後々分析するところによると、映画を見ていると誰がしゃべっているかを示すものがないので、それを意識してネームを切っていた。これは読者にどう伝わやすいかを考えていなかった。
6巻以降で大ゴマアップやぶち抜きなどマンガとして読みやすくしていった。
ただ、内面描写はガンスリの記録映像的良さをなくしてしまう諸刃の剣なので、8巻辺りから減らしていった。

もう一つの柱、「イタリアへの取材」
ガンスリを描くにあたってとにかく資料がなかった。
ガイドブックやTVでは日常を描く資料にはならない。

実際写真を見せながらの説明でしたが、面白かったのは壁と天井の境目をどう描くかが難しいという話。
ミネラルウォーターや窓、ドアノブとにかくリアリティを持たせたかった。

相田先生自身の作家性で空想をうまく絵にすることが出来ないので現実感を出す方向に行った。
さらに義体という大きなウソを作品に入れているので、なるべくリアリティを追求していった。
そのために大人のキャラはほりが深い濃い顔になっているが、ヘンリエッタたち義体化少女たちとのギャップに悩み続けた。
このリアルな大人に引っ張られる形でペトルーシュカ登場辺りから義体少女たちの頭身が上がっていった。頭身が上がったのは意図してことではなかった。

物語のラストについてはガンスリにベストな終わり方はないので、本編から切り落として外伝的に描いた。
あざとさを感じるくらいのラストが10年の連載ラストにいいと判断した。


以上、1時間あっという間でしたが充実した時間でした。


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Author:量産型砂ネズミ
アラフォーオタ。人生快楽に費やす人間です。マンガ、特に4コマとかを好んで読んでいます。サイン会、同人イベントもチョコチョコ参加しています。

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