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男の野心と少女の祈りそして黒騎士の信念「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」2巻 大西巷一先生 感想 

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フス戦争を題材にした「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」の2巻が発売になりました。

乙女戦争 2巻

1巻の感想も書いています。
少女はなぜ戦うのか?「乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ」1巻 大西巷一先生 感想

銃の原型となる「笛」を量産し騎士を打ち破る戦術を確立しようとする男、ヤン・ジシュカ

乙女戦争 2巻

故郷の村をカトリックの騎士の襲撃され何もかも失った少女シャールカ

乙女戦争 2巻

十字軍を率いてフス派を殲滅しようとする神聖ローマ皇帝ジギスムント

乙女戦争 2巻

かくしてボヘミア王国プラハを舞台に2千対10万の絶望的な戦いが始まる。

15世紀はすでに中世末期。戦争の主役であった騎士が戦術上の主役から降りようとしていた時代。そのきっかけを作ったのが「笛」による集団戦術を構築したヤン・ジシュカ。
10万に対していかに戦い勝利を収めるかという説得力ある描き方がしびれます。

「敵を知り己を知り百戦危うからず」まさしくヤン・ジシュカはこれを実践。十字軍が指揮系統の統一なさを利用、さらに騎士のプライドを手玉に取り混乱を演出させる。
味方には騎士の足を止突撃の威力をそぐワゴンブルク戦術に元の戦闘力は低いが騎士に対しての恐怖心を抑えこむ怒りを持つ農民たちに「笛」を与え女子供まで兵士として利用する。さらには信仰心を利用し、殉教を名目とした自爆戦術を支持する。(巻末においてこの戦いではまだワゴンブルク戦術は使用されなかったとの解説があります)

乙女戦争 2巻

技術革新による戦術の変化だけでなく、今までの戦争における常識の革新も同時に行い、勝つべくして勝つ状況をつくり上げる。

新しい時代をつくりあげようとする男ヤン・ジシュカに対し中世騎士を体現する黒騎士ヴィルヘルム

乙女戦争 2巻

高潔にして信念を持ち弱気を守りキリストの教えに忠実。まさに騎士物語の主役のような人物。実力も抜きん出ていて、一騎当千の活躍によりシャールカを捕虜にします。

さらに1巻より存在感をましているジギスムントの皇后バルバラ

乙女戦争 2巻

かなり自由奔放なお方でシャールカとヴィルヘルムの運命を動かします。

この戦いの終了後ジギスムントを焚き付けていたカトリック教皇派が蠢きだします。なにやら黒幕めいた存在感を出していますが、カトリックも歴史に名高い「アヴィニョン捕囚」をやられたあとなので権威の失墜が著しい時期。余裕を見せている感じがありますが、宗教改革の嵐は目前の時代なのですよね。それ故なりふり構わない権威回復をやらかしそうで、ジシュカたちに何をするか気になるところ。

大きく歴史が動いた2巻。シャールカにどんな運命が待っているか。楽しみです。
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アラフォーオタ。人生快楽に費やす人間です。マンガ、特に4コマとかを好んで読んでいます。サイン会、同人イベントもチョコチョコ参加しています。

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